--,-- --

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



Previous: 書評 -空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 -





管理者にだけ表示を許可する



| スポンサー広告 | --:-- │Comment- | Trackback-│編集



2012,08 25

書評 -子どもの貧困-

※この記事は、メディアマーカーからの転載です。

再分配後所得の方が、前よりも貧困率が高くなっているなんて全く知らなかった。

このバカげた不条理な状態を、国民は知らなければいけないし、子どもから金を"頂いている"国はもっと公表するべきだ。

かつて、今、そしてこれからの親は必読の一冊。



はじめに iv

「子どもの貧困」は決して、ごく一部の特殊なケースに限られた現象ではなく、すべての人の身近にある問題である……。本書の目的は、日本の子どもの貧困について、できるだけ客観的なデータを読者に提供することである。データは、政治を動かす上でパワフルなツールである。これらのデータを精査しながら、「日本の子どもについて、社会が許すべきでない生活水準=子どもの貧困」が何であるかを、読者とともに考えていきたい。



目次 - 岩波新書 子どもの貧困より
はじめに
第1章 貧困世帯に育つということ
1 なぜ貧困であることは問題なのか
2 貧困の連鎖
3 貧困世帯で育つということ
4 政策課題としての子どもの貧困
第2章 子どもの貧困を測る
1 子どもの貧困の定義
2 日本の子どもの貧困率は高いのか
3 貧困なのはどのような子どもか
4 日本の子どもの貧困の現状
第3章 だれのための政策か―政府の対策を検証する
1 国際的にお粗末な日本の政策の現状
2 子ども対策のメニュー
3 子どもの貧困率の逆転現象
4 「逆機能」の解消に向けて
第4章 追いつめられる母子世帯の子ども
1 母子世帯の経済状況
2 母子世帯における子どもの育ち
3 母子世帯に対する公的支援―政策は何を行ってきたのか
4 「母子世帯対策」ではなく「子ども対策」を
第5章 学歴社会と子どもの貧困
1 学歴社会のなかで
2 「意識の格差」
3 義務教育再考
4 「最低限保障されるべき教育」の実現のために
第6章 子どもにとっての「必需品」を考える
1 すべての子どもに与えられるべきもの
2 子どもの剥奪状態
3 貧相な貧困観
第7章 「子ども対策」に向けて
1 子どもの幸福を政策課題に
2 子どもの貧困ゼロ社会への11のステップ
3 いくつかの処方箋
4 「少子化対策」ではなく「子ども対策」を
あとがき
主要参考文献

私の場合、平成生まれの母子家庭育ちという、(といっても中学を卒業してから親が離婚しているので、まだ恵まれてるが)この本で書かれている当事者に近い立場なので、内容はとてもリアルに入ってきた。

幼い頃から、衣食住にそんなに困る事もなく、物理的にはほとんど何も、不自由ない暮らしをしていた。教育もきちんと受けてきたし、"絶対的貧困"とは無縁の生活だ。

実際に親や教師に、昔の日本と比べても、また今現在でも世界中で見ればかなり恵まれてる側なんだから、むしろ今の立場に感謝しなさい。苦労知らずのガキがちょっとした事ですぐに文句言ってきやがって、これだからゆとり世代は全く俺達の時代の頃はもっと今よりもっと今よりもっと今より(ry とか言われて育ってきたし、ついこの間までそれを言われても何も言い返せなく、一理あるなとも思っていた。
高校の時から最新のケータイを持っているし、映画とか音楽とかもネットでタダで観たり聴いたりしてるし、図書館で本もタダで借りられるし、大多数の人が通う公立の学校で小中高と均一な教育も受けてきた。牛丼も安くで食える。

この様に金がなくても結構快適な生活ができるインフラは整ってる。しかも日本は世界的にも格差が比較的小さい国だから、今いる階級からのジャンプも何だかんだいって難しくない。(しかし、そのハンデの存在自体、人為的に作られている以上当然許してはいけないというのが本書の主張だ)
交流でいっても同世代なら、大体同じものを見て感じて育ってきているので会話に齟齬が生まれる事はあまりないと思うし、またSNSとかのコミュニケーションツールがかなり充実してるので、一人一人がつながっている距離もずっと近い。

しかし、だからこそ、"相対的貧困"をずっと近くに、よりリアルに感じる事になるんだと思う。

一部の限られた豪族の為に、馬鹿でかい古墳を皆と同じ様に全裸の格好で作らさせられる事よりも、隣の家が毎晩食卓を囲んで夕食を過ごしているという事実の方が、とても生々しく格差を感じられる。

何度も言うが、ものに溢れて生きている現代人は、物理的には困っていない。
でもその事によって自己責任論を展開し、精神的な部分をないがしろにするのは、やはり鈍いし無責任だと言わせて頂く。
めぐりめぐってそれは富裕層にも影響が出るのだ。社会の為に人があるんじゃなく人の為に社会があるべきだ。

人が生まれることと、また生まれた場所と時代を選べない以上やはり無視できない問題である。

関連記事



Previous: 書評 -空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法 -





管理者にだけ表示を許可する



| 書評 | 06:18 │Comments0 | Trackbacks0編集



プロフィール

minougun

Author:minougun
23歳。
About

Twitter



Twitter ブログパーツ
Facebookページ
最新記事
カテゴリ
未分類 (1)
お笑い (5)
社会 (1)
勉強 (0)
javascript (1)
音楽 (2)
映画評 (2)
過去ネタ (1)
表現 (1)
書評 (8)
音声
を開局しました。
アクセスカウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。